「ほしい物リスト、ちゃんと公開してるのに…」 ある日、ファンから届いたDMはこうでした。
「ギフトを送りたかったんですが、送れませんでした」
最初は意味が分からず戸惑ったけれど、 実はこれ、ライバーあるあるの“設定ミス”が原因で起こる典型的なトラブルなんです。
今回は、そんな「送れないファンを生まないための設定ポイント」を解説します。
1. ギフト非対応商品をリストに入れていない?
Amazonには、匿名配送ができる商品とできない商品があります。
特に、以下に注意:
- Amazonが直接発送している商品(Amazon販売) → 匿名配送OK
- マーケットプレイス(個人・業者)出品商品 → 匿名配送NGが多い
✅ 対策:
商品を選ぶときは「この商品はAmazon.co.jpが販売・発送します」と明記されているものを選びましょう。
ギフトで送れない商品の見分け方
実際のアマゾンで販売される商品で、送れる商品、送れない商品、また、安全ではない商品の選び方を紹介します。
PCの場合
こちらの商品のように、出荷元&販売元がAmazon.co.jpになっているものであれば、発送、安全性ともにベストです。
ただし”アマゾン”や”amazon”などの表記は、現在はショップ名として使えないそうですが、念の為、Amazon公式を装う別のショップではないこと確認しましょう。
アマゾン公式は、”Amazon.co.jp“または、”Amazon“のみです。
左のスクリーンショットはNG例。
特に、出荷元がAmazonではないので、そもそもギフトとして対応していない可能性が高く、リスナーやファンから「リストに入っているけど送れない」と言われる原因になります。
また、右のスクリーンショットも注意が必要な場合があります。
出荷元がAmazonになっているので、リスト登録自体は問題ありません。
しかし、有名な商品の公式ショップなどであれば基本的には問題ないのですが、一部のショップは、発送された際のメールで、送り先を購入者=ファンに通知している場合があります。
可能であれば、こういった商品も外すのが好ましいです。
(※写真のショップREYS公式オンラインストアは、送り元に住所等を公開していません)
スマートフォンorアプリの場合
スマートフォンの場合は、発送物と販売元という表記になり、こちらが同様に”Amazon.co.jp“である商品は、確実&安全に送ることができます。
何度も書きますが、公式を装うショップの可能性があるので、
アマゾン公式は、”Amazon.co.jp“または、”Amazon“のどちらかになっていることを確認してください(NG例→”アマゾン”,”amazon”)
スマートフォンの場合も、NG例は同様です。
左は、発送物と販売元が、”Amazon”ではないため、そもそも送ることができない可能性が高いです。
リスナーに混乱を読んでしまうため、基本的には避けましょう。
右の商品もPC同様です。
発売元がAmazonではなく、出荷元がAmazonである場合は、送ることはできますが、
一部のショップは、発送された際のメールで、送り先を購入者=ファンに通知している場合があるため、避けておいた方が無難でしょう。
(※こちらのショップREYS公式オンラインストアは、送り元に住所等をお送りしていません)
※どうしても、NG商品をギフトで欲しい時は?※
アパレル・ファッション系、化粧品系などでは、普段使いする商品やリストに入れておきたいハイブランド商品は、
とくに、NG例のようになっていることが多いです。
そう言った場合は、匿名配送サービスなどを利用して住所が漏れないようにし、中継住所にリスナーから直接送ってもらうのが良いでしょう。
▶︎気になった方はコチラ:匿名でもプレゼントを受け取れる?Vライバーが語る「ギフト転送サービス」という選択肢
2. リストは「公開」設定になってる?場所情報が見えてない?
ファンが送れない理由として多いのが:
- リストの公開範囲が「非公開」「知ってる人のみ」になっている
- 登録住所が「完全に匿名」になっていない(地域だけでも出ていると怖い)
✅ 対策:
- リストは「公開」設定に変更しておく
- 住所登録時、氏名・住所の代わりに「転送サービス名」などを設定する
📌 ファンに安心して贈ってもらうには、匿名性を確保した受け取り手段を使うのがベストです。
▶ 公開設定について、詳しく紹介した記事はこちら:【手順画像つき】Amazonの「ほしい物リスト」はどこにある?送り方・受け取り方まで完全ガイド
3. 登録している“住所”自体が受け取り不可かも?
実はAmazonは、以下のような住所ではエラーが出ることがあります:
- 営業所止め住所
- アパート名や部屋番号が不完全
- 転送サービス利用時に正しく書かれていない
✅ 対策:
- 自宅を登録している場合 → 「匿名配送」を忘れずに指定するようリストで案内
- 匿名で受け取りたい場合 → 事前に「送れる住所」を正しく登録
住所登録に不安がある場合は、先ほど同様、匿名配送サービスを使うとgood!
▶︎気になった方はコチラ:【PR】ライバー・インフルエンサー必見!C×Pass(シーパス)でプレゼントの受け取りがもっと安全・便利に
「リスト公開=届く」ではない。だからこそ事前設定をしっかりと!
ファンの中には、「せっかく応援したかったのに…」と離れていく人もいます。
「送れなかった人を責める」のではなく、 「送れない状況を作らない」ための仕組みを、ライバー側が準備しておくことが大切です。
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