インターネットで出会った友達、いわゆる“SNS友達”や”ネッ友”。 いつも励ましてくれる、夜中に語り合ってくれる、大切な存在になっていく──。 そんな相手に「ちょっとした贈り物を届けたい」と思ったこと、ありませんか?
でも「住所聞くのはちょっと重いかも…」「そもそも本名も知らないし」そんな気持ち、すごくわかります。 実際、“配送の壁”があって諦める人も多いのが現状です。
この記事では、「ネッ友にプレゼントを贈りたいけど、住所を知られたくない/聞きたくない」という人向けに、安全かつスマートな方法をまとめました。
1. 営業所留めは、ぶっちゃけリスクが高い
一見便利そうに見えるのが「営業所留め」。郵便局や配送業者の営業所に荷物を送り、本人が受け取りに行く方法です。
でも、実はここにいくつか大きなリスクがあります。
- 住んでいる地域を聞かなければいけない=実質、住所の一部を聞き出す行為に近い
- 本名・電話番号が基本的に必須(本人確認のため)で、匿名性は保てない
- 「中身に不審物(盗聴器やGPS)が入ってるかも…」と受け取り手に不安を与えやすい
「営業所留めにしてくれれば送るよ」は、仲が深くないネッ友相手だと地雷になりやすい言い回しでもあります。
2. Amazonほしい物リストは“匿名”ではないし、不便
これもよく話題になる方法ですが、実は完全な匿名ではありません。
- 設定をミスると住所(市区町村レベル)や名前が表示されてしまう
- お届け先名に「〇〇様方」などと書かれるため、勘の良い人にはバレる
- 相手に「リスト作って」とお願いするのが、ややハードルが高い
- Amazonで販売されている物しか贈れない(手作りのものや非売品はNG)
- 今、手元にある物を贈ることができない
“ほしい物リスト”という文化は強いですが、「匿名での贈り物」や「自由なプレゼント」には向いていないのが現実です。
3. 本当に安心できるのは「匿名転送サービス」
そこでおすすめなのが、双方の個人情報を出さずにプレゼントが贈れる匿名転送サービス。
たとえば:ConnectPass(コネクトパス)
- 送り主は、名前・住所を知られずに配送できる
- 受け取り側も、本名・住所を公開せずに受け取れる
- 運営が間に入り、怪しい荷物をチェックしてから転送
ネッ友に「これ使ってるから、何かあったらここ経由で送ってね」 そう言えるだけで、相手との信頼感も安心感も段違いです。
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筆者が実際に使ってみたただのブログです。
使い方等を掲載しました。
4. プレゼントは“気持ち”を形にするもの
ネッ友との関係は、とてもデリケート。
でも、だからこそ「何か届けたい」「ありがとうを伝えたい」と思うのは、すごく自然な感情です。
プレゼントは、モノよりも“気持ち”を伝える手段。 それを、安心・安全に届けられる手段を持っていることが、関係性の支えになります。
今は、匿名でも、優しさを贈れる時代です。
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