ほしい物リストを使ってプレゼントを受け取っているVライバーの皆さん。
ファンから「何か送りたい」と言われたとき、こんな経験はありませんか?
- リストにない物をリクエストされたけど断るしかなかった
- 手紙や手作りの品を送りたいと言われて困った
- ファンメイドのグッズが送れないと知ってがっかりされた
実はこれ、「仕組みの限界」であって、あなたのせいではありません。
でも、その“限界”がファンの気持ちを受け止めきれなくしているとしたら── ちょっともったいないですよね。
ファン心理を利用して、うまく”気持ち”を受け止めることで、活動の幅と認知度を拡大していくことができるチャンスになります。
ファンが贈る理由は「自己表現」でもある
ファンがプレゼントを贈る理由は、単に「感謝」や「応援したい」という気持ちだけではありません。
その奥には、
- 自分の想いを形にして表現したい
- 自分の存在を認識してほしい(=認知欲求)
- 誰よりも先に応援しているという実感がほしい(=貢献感) といった、“自己表現”の欲求が強く含まれています。
特にV界隈では、キャラクターを通じて推しと接するぶん、現実では満たされなかった感情がプレゼントという行為に込められることが多くあります。
だからこそ、「気持ちを託す手段」が限られてしまうことは、ファンにとって非常に大きな壁になります。
非売品が送れないと“応援しきれない”
プレゼント=Amazonの商品、と考えてしまいがちですが、 実際にファンが送りたいものはこんなもの:
- 手書きの手紙やイラスト
- ファンメイドの小物や手作りグッズ
- 地元の名産や旅行のお土産
- 推しの活動を応援するための“自分だけの工夫”
これらはすべて、「あなたを応援している」という感情を表現するための手段。 でも、ほしい物リストではこうした非売品は受け取ることができません。
応援したいという気持ちがあるのに、それを形にできない──。 それは、ファンの満足感を大きく損ねる要因になります。
気持ちを受け取れる仕組みが“関係”を育てる
リスナーが「送りたい」と言ってくれるのは、ただモノを贈るためではありません。
- 認知されたい
- 応援が届いたと実感したい
- 推しと何かしらの“接点”を持ちたい
そんな気持ちがあるからこそ、「仕組みで弾かれてしまう」ことは、お互いにとって非常にもったいないのです。
「気持ちの通る導線」があること。 それが、応援を続けてもらえる理由にも、初期ファンが固定化していく土台にもなります。
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