コアリスナーを味方に!投げ銭が自然と増える“好かれる対応”のコツ

配信を始めたばかりの頃は「新規を増やすこと」が一番の課題だったはず。 でも今、あなたはすでにその土壌を持っている。 ここからは、“コアリスナーを育てていく”段階です。

この記事では、数は少なくても深く応援してくれるコアリスナーとの関係性をどう築き、どう単価アップにつなげていくか。その「ちょっとした対応のコツ」を紹介します。


コアリスナーとは?

プラットフォームによって細かい定義は異なりますが、ここでいう「コアリスナー」とは、あなたの配信に定期的に訪れ、投げ銭・コメント・ギフトなどを継続的にしてくれる“すでに心が動いている人”を指します。

初見さんとは違います。彼らはすでに「あなたのことが好き」な状態です。

また、多くのプラットフォームでは、コアリスナーの行動がライバーのランクや報酬に直結します。 だからこそ、彼らとの関係性を深めることが、活動全体の“底上げ”になるのです。


「優遇しすぎ」は逆効果?――今は、むしろ逆です

コアリスナーに投げ銭してもらいたいと思ったとき、「優遇しすぎはよくない」と言われることもあります。 けれど、今あなたがいる段階では、それはむしろ逆です。

彼らは「自分は他の人とは違う」と感じたい。距離が縮まりすぎると冷める人もいますが、“無視される”と確実に離れます。

☓ NG例:

「○○さん、今日も来てくれてありがとう!」を流れ作業のように言うだけ → 他と同じ扱いに見えて、存在感が埋もれる

◯ OK例:

「○○が投げてくれると、ちょっと気合入る(笑)」 → 親しみと特別感の両方を出す

配信でこう使え:

  • 名前を呼ぶだけでなく、「その人が応援してる影響」を言葉にする
  • 仲間ノリで“2人の冗談”を作っていくと強い

「覚えてるよ」ではなく「見てるよ」

コアリスナーは「認知」だけでは動きません。 大事なのは、“見られている”感覚です。

☓ NG例:

「この前も来てくれましたよね?」 → 覚えてるけど、薄い・誰にでも言える

◯ OK例:

「○○、今日ちょっとテンション違う?疲れてない?」 → 内容・変化に反応することで特別感が跳ね上がる

配信でこう使え:

  • コメントの頻度・テンション・話題などから変化を拾う
  • 「気づかれてる…」が信頼と投げ銭につながる

コアの“気を引きたい”心理を利用する

コアリスナーの中には、「他のコアには負けたくない」という気持ちを持つ人もいます。 これはネガティブな感情ではなく、むしろ“あなたにもっと見てほしい”という健全な承認欲求です。

この感情を、あなたがうまく扱えるようになると、リスナー同士の空気が前向きな“競い合い”になり、応援も自然と活性化します。

☓ NG例:

「○○さん、△△してくれて本当に助かってます!」を一方的に強調する → 他のコアが置いていかれた気持ちになり、逆に離れることも

◯ OK例:

「○○がやってくれるのすごいんだけど、こないだ□□がしてくれたのも実はすごくて(笑)」 → さりげなく“比較”を織り交ぜて、気を引かせる方向へ

配信でこう使え:

  • あえて名前を交互に出して「どっちも見てる感」を演出する
  • 「こないだはAが目立ってたけど、今日はBに注目してる(笑)」と振ると、リスナーが“今日は自分の番だ”と燃えやすくなる

新規よりも“信頼単価”を上げていく

今のあなたが注力すべきは、新規の獲得よりも“関係の深さ”です。 リスナー1人あたりの応援単価=信頼の深さ。

そして、それは無理にお願いするのではなく、態度でつくっていくものです。

☓ NG例:

「もっと応援してくれたら嬉しいな〜」の繰り返し → 負担感・義務感が伝わってしまう

◯ OK例:

「こうして続けて来てくれるの、めっちゃ励みになってる。だから、今日もちょっと頑張れた」 → 応援が「影響を与えてる」と伝えることで、本人の満足度が上がる

配信でこう使え:

  • 投げ銭や応援に“ありがとう”だけでなく、“変化”や“行動”を紐づけて返す

まとめ:コアリスナーを「特別にする」ことを、恐れなくていい

新規が来やすくなった今、次は“深くなる設計”をつくっていく段階です。 このとき、コアリスナーを特別扱いすることを恐れる必要はありません。 むしろ、「この人だけは覚えていてくれる」と思わせることで、投げ銭は安定して伸びていきます。

「誰からも見られる」ではなく、「この人にだけは見られてる」。 それが、リスナーを“推し”に変える原動力になります。

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