「配信環境は整えた。SNSも始めた。あとは配信あるのみ!」
それ、本当に“準備完了”でしょうか?
実は、駆け出しVライバーにとって見落としがちなのが、「応援をどう受け取るか」という“受け皿”の存在です。
ファンがつき始めたその瞬間から、プレゼントや手紙といった“気持ちのかたち”は届き始めます。 その時、あなたにはそれを受け取る準備があるでしょうか?
応援してくれるファンは、すでに“いる”かもしれない
フォロワーが少ないからといって、応援してくれる人がいないとは限りません。
- 初配信を見てくれて感動した
- 投稿の一言に救われた
- 声や雰囲気が好きになった
応援の理由はさまざまです。 特にVリスナーは、熱量が高いことで知られています。 だからこそ、“本当に気持ちを届けたい”と思ったときに、行動として現れやすいのです。
受け皿がない=気持ちが迷子になる
いざ「何か送りたい」と思っても、ライバー側に“受け取り体制”がなければ、
- どこに送っていいかわからない
- 本名や住所を出して大丈夫なのか不安
- SNSのDMで聞いていいのか戸惑う
といった状態になります。 結果として、せっかくの応援の気持ちが迷子になってしまいます。
しかも、こうしたやりとりの不備は、 ・リスナーとの距離感を曖昧にし、 ・不審者とのトラブルや誤解を生むリスクにもつながりかねません。
また、こう言ったファンを取りこぼすことで、配信始めに最も重要な、新規への集客力を落としてしまいかねません。
活動を続けたいなら「受け皿」は先に作るもの
プレゼントを受け取る仕組みを作るのは、“人気になってから”では遅いのです。
- 安全に受け取れる手段はあるか?
- 匿名性は保てるか?
- 誰が何を送ったか、把握できる仕組みか?
これらは、ファンとの信頼関係を築くためにも、トラブルを避けるためにも大切な視点です。
「まだ届いてないから」「自分には関係ない」と思っている間に、突然送り物が届いて焦るライバーは後を絶ちません。
今こそ“応援を受け取る準備”を
駆け出しの今だからこそ、土台を整えるチャンスです。
配信環境と同じくらい、「受け取り環境」も大切です。
最近ではプラットフォーム上の“ギフト機能”が主流になっていますが、それだけでは応援の気持ちをすくい取れないケースもあります。
特に、30代以上のリスナー層の中には、昔ながらの“ファンレターやプレゼント”文化に親しみを感じていて、プラットフォーム等の”投げ銭”には抵抗があるという人も少なくありません。
「形に残るもので気持ちを伝えたい」「お金ではなく、選んだ物や言葉で応援したい」──そんな想いを持つファンに向けて、モノを受け取れる“もうひとつの受け皿”を用意しておくことは、とても重要です。
今のうちに、どんな方法があるのか、どんな備えができるのかを確認しておきましょう。
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