グッズ販売、始める前に知っておくべき5つのこと|作る場所・送る方法まで徹底ガイド
ファンからの「グッズほしい!」の声、実はチャンスです。でも、グッズ販売ってハードル高そう…?
実は、今は1個から作れる・在庫なしで始められるサービスが増えていて、個人でも始めやすい時代です。
ここでは「どこで作るか」「どうやって送るか」を中心に、初めてのグッズ販売で絶対に知っておきたいポイントを解説します。
✅ 1. どこでグッズを作ればいい?(製作サービス)
■ SUZURI(スズリ)
- デザインをアップロードするだけで、Tシャツ・トート・スマホケースなどが販売可能
- 在庫なし、発送・決済も全部代行
■ BOOTH × pixivFACTORY
- pixivユーザー向け。冊子やアクリルスタンドなど同人系に強い
- pixivFACTORY 連携で製造も簡単、受注生産可能
■ Canvath(キャンバス)
- 国内産の物販グッズを少数から発注可能。ノベルティ制作にも
- 名入れや写真入りのオリジナルアイテムに対応
■ Shopify + Printful(中級者向け)
- 海外向けにも販売したい人向け。高い自由度
- 自分のECサイトでグッズを展開、注文が入るたびに製造・発送
✅ 2. 在庫を持つ?持たない?
- はじめてなら「受注生産」or「オンデマンド印刷」がおすすめ
- 自宅に在庫を置かず、販売ごとに印刷&発送される
- 在庫リスクがなく、人気の傾向も読みやすい
※ハンドメイドや少数ロットなら、minne や BASE で自作もアリ
✅ 3. どうやって発送する?
■ 製作サービスが発送まで代行(SUZURI / BOOTHなど)
- 自分の手を一切煩わせない方式。トラブルも最小限
■ 自分で送る場合
- 封筒・プチプチ・宛名書きなど手間があるが、自由度は高い
- 匿名配送なら らくらくメルカリ便 や ゆうパケットポスト がおすすめ
- ConnectPass(CxPass) を使えば、受け取り先をLINEで伝えて、まとめて送るだけで、梱包やレターも全てお任せで送れます。
✅ 4. 送料と価格の設定に注意
- 商品原価+送料+販売手数料で、実際の利益はかなり目減りする
- 例:Tシャツ3000円で売っても、手元に残るのは1000円以下のことも
- 送料込みにするか・別にするかは、ユーザーの“心理的負担”も考慮して設定
- 少数販売(1〜10個程度)では利益が出にくく、あくまで“ファンサービス”の側面が強い
- 利益を出したいなら、**数十〜数百個の販売を見込んだ設計(価格・原価調整・プロモーション含む)**が必要
- また、グッズ自体ではなく“応援のきっかけ”として設計し、投げ銭・ライブ配信連携・コミュニティ課金など「収益の外部化」も視野に入れると良い
✅ 5. 規約や著作権をチェック!
- アニメや有名人の画像・ロゴなどは当然NG(トラブル事例も多い)
- 既存作品の二次創作でもガイドラインの有無を必ず確認
- フリー素材は一見使用が自由に思えるが、有償ライセンスが必要な場合や、商用利用に制限があるケースも多いため要チェック
- 使う素材も、商用利用可・加工可の範囲を確認しておく
✅ 最後に:”作って売る”を楽しもう
最初は小さく始めるのがコツです。ファンの声に耳を傾けながら、少しずつ“あなたらしい”グッズ展開を育てていきましょう。
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