ファンからの贈り物は嬉しいもの――ですが、すべてがそうとは限りません。 ときには「なんでこれを…?」「これはさすがに怖い…」と感じるギフトが届いてしまうこともあります。
この記事では、インフルエンサーや活動者から実際に寄せられた“困った贈り物”をもとに、地雷ギフトの傾向や回避ポイントを解説します。
1. 手作りの食べ物
例:手作りクッキー、キャラ弁、手書きラベルのドリンク
受け取った人の声:
「冷蔵便で届いたけど、開けるのが本当に怖かった」
危険ポイント:
- 衛生面の不安(食中毒リスク)
- アレルギーや成分不明の不安
- 送り主の“踏み込みすぎ”を感じさせる
対策:明確に『手作り食品NG』と発信することが大前提です。
2. 使用済み or 中古品
例:使用済みぬいぐるみ、古い服やアクセサリー、本など
受け取った人の声:
「“私の思い出ごと受け取って”というメッセージが強すぎて、ちょっと怖かった」
問題点:
- モノとしての価値ではなく、送り手の“情念”が込もっている
- 匂いや劣化など衛生・保管の問題も
対策:あらかじめ「新品・未使用品に限る」とガイドライン化しておくと安心です。
3. 高額すぎるプレゼント
例:ブランド物の財布や化粧品、1万円以上の品物
受け取った人の声:
「断ったら悪い気がするし、もらったら申し訳ないしで、正直しんどい」
リスク:
- 見返りを期待されたり、好意と誤解されたりする危険
- 受け取ったことで心理的な“貸し”が発生する
対策:希望金額の上限を事前に明示(例:2000円以内)しておくと◎
4. 露骨なメッセージ性のあるもの
例:名前入りアイテム、手紙に“会いたい”などのメッセージが多数書かれたギフト
受け取った人の声:
「言葉の強さや距離感にドキッとしてしまい、嬉しいより怖さが勝った」
懸念点:
- “個人的な関係”をにおわせる内容が含まれている
- 公開しにくく、対応に困る
対策:ギフトには直接的なメッセージよりも、気持ちの伝わる実用品などを推奨。事前に方針を伝えておくこと。
5. 配送元が怪しい・荷物が不審
例:不明な送り主/外装に異様なメッセージ/開封が不安になる荷姿
受け取った人の声:
「家の前で中身を確認してから持ち込んだ。正直もう2度と受け取りたくない」
問題点:
- 身の危険を感じさせるような外見や中身
- 身バレやストーキングのきっかけになる恐れ
対策:匿名配送・検品ありの中継サービスを利用する(例:匿名配送サービスなど)
おわりに
プレゼントは、相手の気持ちが詰まった尊いもの――それは間違いありません。 でも、相手が“よかれ”と思ったものが、自分にとっては“怖い”と感じることもあるのがリアルです。
ギフト対応に迷ったときは、距離を取ること、そして仕組みで守ることを選んでも大丈夫。あなたの活動と心の平穏を守るためにも、ルールを設けて、安心できる環境で受け取りましょう。
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